コンテンツ制作
誰に向けて、何をお伝えするサイトか?
Webサイトは公開メディアであるため、会員制サイトを除き閲覧者を限定することができず、来訪者の属性もまちまち、来訪の目的・用途も様々です。ホームページの制作業務では、特定のユーザーに向けたサイトは別として、一般のサイトでは『誰に対して何をお伝えするか』、まずは対象者別にコンテンツを整理することからスタートします。特に企業の公式サイトにおいては、およそステークホルダー(利害関係者)ごとに分類します。

- PR (Public Relation) 一般広報
法人、一般人、地域の方に向けた企業活動情報の開示をするカテゴリー
※環境活動、社会貢献活動もこれに含まれます - SP (Sales Promotion)販売促進
営業対象すなわちお客様に向けて自社のサービス・商品を紹介するカテゴリー
※調達先(お取引様)向けもこれに含まれます。 - IR (Investor Relation) 株主・投資家向け広報
その名の通り、株主や投資家に向けて経営情報を開示するカテゴリー - RC (Recruiting Communication or Information) 採用情報
学卒者採用、キャリア(中途)採用、アルバイト/契約社員の採用情報+応募受付システム - IC (Internal Communication) 社内報
事業部や支店・社員の優れた活動を紹介し、相互にエンカレッジし合い、一体感を高めるサイト
※機能性に特化したグループウェアとはコンセプトを異にするものです
トップ画面では、来訪したステークホルダーがすぐに自分の行く先を見つけられるよう、わかりやすいレイアウトが求められます。ホームページは、大きなカテゴリー(グローバルナビゲーションと言います)の分類と、その大カテゴリー内の小カテゴリー(ローカルナビゲーションと言います)の分類がとても大事になります。この大小の構造を樹形図のように書いた様式を『階層図』といい、これをお客様とともにしっかり描くことが最初の作業になります。階層構造を描いたら、いち早く目的のコンテンツ(ページ)に辿り着けるように、ショートカットのライン(バナー)を設けたり、ボタン名称を工夫したりすることを『導線設計』と言います。
『らしさ』をどう表現するか?

次に大事なことは、競合社(者)に埋没せずユニークで主張あるサイトに、仕立ててることです。およそデザインの成せる技と思えますが、アイデアを提示する前提となるものは、ご発注主体となる企業・団体・人の『らしさ』〜Corporate Identity や Core Competenceの捉え方です。ロゴやコーポレートスローガンも大事です。デザイナーは何らかの根拠を元に、サイトの世界観(トーン&マナー)を創造していきますので、ここにブレが生じると、言わば仮説が崩れるため、一からやり直しになります。
とはいえ、ご発注担当者の主観も大事な判断基準ですし、対象とするユーザーに受け入れられ易いタッチに配慮する必要もあります。そこで、この局面では、まずは静止画像で全体イメージを作成し(ラフと言います)、トップ画面とトップ下1階層の画面の体裁を固めて行きます。このプロセスを『インタフェース設計』とも言います。



















