3月, 2011年

放射線量のチェック(リンク)

2011-03-15

放射性物質の拡散が報じられています。
現場の技術者、自衛隊、消防隊、機動隊のみなさんは被ばく覚悟で必死に事態悪化を食い止めていることでしょう。前線のみなさんとそのご家族に心からの感謝と応援を申し述べたいと思います。

いたずらにリスクを煽ることは避けなければなりませんが、放射線量の数値データを開示しているサイトがありますので、以下にお知らせします。

データは単位が重要です。測定値の多くは瞬間測定値を1h蓄積換算で表示しています。放射性物質は、風向、風力、雨、地形により降射量が異なります。放射線量は刻々と変わるはずです。また、測定方法によってはガス状放射性元素を捕獲できないこともあり、この寄与(全体の3割程度を占める)が含まれないことあります。さらに人に拠っては、直近の医療行為により微弱な被爆していることもあります。大事なことは一人ひとりがご自分の累積値を把握することなのですが、局所性や個体差あるため正確なデータを取得することは困難と言わざるを得ません。

なお、原発近郊、20〜30km圏内の屋内退避区域、そして飯館村等30〜40kmの地区の情報は、ピーク線量に注視するのではなく、今この瞬間の値(およびその傾向)を見て行くべきです。また、自治体の長が一番現場をご存知のはずですから、政府報道やマスコミのセンセーショナルな過去ニュースに惑わされることなく、リアルタイムデータを直視しなければなりません。

福島県災害対策本部
画面右手に【原子力災害情報】>【測定結果・検査結果】が表示されており、ここから福島県内各地の直近の線量が確認できます。福島県内の放射線量は、これが一番信用できそうです。
※緊急時にこそ有効性を発揮すべき緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI:スピーディ)では、残念ながら肝心の「福島県」と「宮城県」のモニタリグポストの情報が更新されない(3/27 12:00現在)開示されていません。

飯館村公式サイト
新着情報>東日本大震災関連情報です。
飯館村の線量が一時的に高まった理由は、3/12PM3:36の1号機の水素爆発後の風向きが南西であったこと(飯館村方面)、その後雨が降ったったことが重なったためのようです。

相馬市長メルマガ
立谷秀清市長のメールマガジンです。

福島第一原発の最新情報【NHKオンラインニュース】

数値データの見方【ウィキペディアから一部抜粋】
○通常被爆量 年間累積約2.4ミリシーベルト(世界平均 自然放射線量)
○福島原発15日午前中:400ミリシーベルト/時間(0.4シーベルト)を記録
(※その後は低下しています)
○短期間に全身被曝した場合の致死線量(瞬間被爆線量)
 5%致死線量:2シーベルト
 50%致死線量 (LD50) :4シーベルト
 100%致死線量:7シーベルト
○胸部X線検査:0.1ミリシーベルト=100マイクロシーベルト
胃部X線検査:4ミリシーベルト
X線CT検査:7〜20ミリシーベルト(以上出典はウィキペディア)

用語解説
Gy(グレイ):放射能が有する単位質量あたりの熱エネルギーのこと=ジュール/キログラム(J/kg)
※1ジュールの熱量は1気圧で20℃の水1グラムを約0.24℃上昇させるエネルギーに相当
Sv(シーベルト):放射能が人に及ぼす影響の尺度 放射線の種類によって人体に及ぼす影響度が異なるため、グレイに計数を乗数して算出する
CPM:放射線数をカウントする計測機(ガイガーカウンター)の単位。Count Per Minute 1分間あたりの計数率

▼核種と半減期(素人情報ですみません)
1)燃料:ウラン235。核分裂により中性子を放出し、これが別のウラン235原子核を叩き、連鎖反応を引き起こす。崩壊時エネルギーを発電に利用。反応を止めるには中性子を吸収する制御棒を使う。
※天然ウランは3種の放射性同位体で構成されている。238の存在比は99.275 %であり存在比0.72 %の235は天然に存在する唯一の核分裂核種。これを3〜4%に凝縮して燃料棒にする。ちなみに原子爆弾用ウランでは90%以上に高濃縮する。

2)分裂:核分裂反応は画一的でなく、様々な核種に分裂し、さらにそれが分裂。安定的な同位体(それ以上反応しない)状態になるまで分裂が続く。不安定な同位体(ラジオアイソトープ)の数が元の半分になるまでの時間を半減期とよび、また崩壊方法(α:ヘリウム原子核線、β:電子線、γ:短波長の電磁波、中性子線)等により、放射されるエネルギー量が異なる。使用済み燃料棒ではこの反応が続くため除熱が必要となる。

3)核種:原発事故で放出されてしまった放射性物質の影響は、核種によって異なる。つまりどのぐらい強いか(ベクレルで表す)、いつまで続くか(半減期を目安)、核種単位で注視する必要がある。

4)影響:核分裂よって生成される人工放射性核種のうち、要チェックと思われる核種は以下のもの ベンチマーク:天然ウランの主構成要素である238のα崩壊エネルギーは1万2000ベクレル/1g
○半減期の短いものほど、崩壊エネルギーが大きいため、外部被爆に注意。
○半減期の長いものほど、崩壊エネルギーは少ないが、長期にわたって被爆するため内部被爆に注意。

■セシウム137 半減期:30.1年、β崩壊。3兆2000万ベクレル/1g、678℃で気化する。土壌粒子に結合しやすいため、ガンマ線による外部被曝にも注意が必要。半減期が長いため長期的な土壌汚染が懸念される。水溶性のため海水汚染=魚の被爆も懸念される。体内に摂取してしまった場合、顔料である紺青(プルシアンブルー※)C18Fe7N18:鉄の錯体がこれを吸収し体外排出される。※錯体特有の鮮やかな青色

▼【参考】植物の吸収力を活用した土壌改良技術【ファイトレメディエーション】
ファイトレメディエーション:phytoremediationとは、植物が根から水分や養分を吸収する能力を利用して、土壌や地下水中の汚染物質を吸収すること(引用 ウィキペディア)
北海道大学大学院農学研究院助教の渡部敏裕様:【臨時】植物のセシウム(Cs)とストロンチウム(Sr)集積に関する研究
独立行政法人土木研究所 寒地土木研究所 『ファイトレメディエーション(植物を用いた地盤の浄化法)について』

■ヨウ素131 半減期:8日、β崩壊(※測定はγ-ray)。4600兆ベクレル/1g、184℃で気化する。安定ヨウ素自体は甲状腺ホルモンの合成に必須の元素であるため、常に摂取が必要。しかしラジオアイソトープも甲状腺に蓄積され、このベータRayによって被爆する。このため安定化ヨウ素=ヨードカリウムを継続摂取して充足を図ることで、有毒な131の吸収を阻害する(異論、副作用指摘あり)。ガンマ線による外部被爆は線量が小さい。海藻に含まれるヨウ素は海水から吸収。汚染水の排出で小魚からの食物連鎖が懸念されているが、海藻の汚染状況にも注意が必要か(半減期が短いので海藻内蓄積については不明)

■プルトニウム239 半減期:24,000年、α崩壊。崩壊エネルギーは天然ウラン程度だが、リンパや肝臓に蓄積されるとされ、体外排出が難しいとされ発がん性が指摘されるている。吸引しないこと。

▼福島第一原発モニタリングポスト
文科省>モニタリングカーを用いた福島第1発電所及び第2発電所周辺の空間線量率等の測定結果
東京電力>福島第一原子力発電所>リアルタイムデータ

▼緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI:スピーディ)
SPEEDI=System for Prediction of Environmental Emergency Dose Information
文部科学省の委託事業として財団法人 原子力安全技術センターがサイト運営
★宮城県と福島県の情報開示はされていません!!
【3/23発表 地震発生3/12から3/24までの累積被爆線量の試算マップ】
※実測値の積算ではありません!! 飯館村、川俣町、南相馬市、広野町、いわき市北東部、一部が計算上は高めの値。
【福島県のモニタリングポスト】
【全国原子力施設周辺環境のモニタリングポスト】

▼グーグル
【東日本大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP】
→マップ上のポイントをクリック>ダイヤログ内の『■数値を見る(check data)■』をクリック

▼東京都健康安全研究センター
【新宿区百人町の放射線量】
単位は放射線のエネルギーであるμGy(マイクログレイ)で示されています。他のモニタリングポストの多くがnGy(ナノグレイ)で表示されています。換算方法は、1マイクロ=1000ナノ(10の3乗)です。
※0.0500μGy/h=50nGy/h (/hは1時間あたりの意)

▼茨城県環境放射線監視センター
【茨城県ひたちなか市の放射線量】
風向や風力にも拠りますが、都心の方は、これをモニターするのがよろしいかと思います。単位が放射線のエネルギーであるnGy(ナノグレイ)で示されています。

▼横浜市環境創造局
【横浜市の放射線量】
福島原発から見て都心の先、横浜の状況です。こちらも単位が放射線のエネルギーであるnGy(ナノグレイ)で示されています。1Gy(グレイ)=0.8Sv換算です。

▼宮城県女川原発
【女川原子力発電所の放射線量】
大きな被害に遭われた石巻市の北東、牡鹿半島の東岸の女川原発の値です。こちらは正常停止しています。ちなみに女川原発は海抜約15mに建設されているとのこと。福島第一原発(海抜1m)に比べて津波の影響が少なかったようです。

放射性物質の拡散とそのスピード事例

NHKで報道された放射性物質の拡散状況

右はNHK「緊急報告 福島原発(3/16 20:00〜)」で放送された3月15日の放射性物質の拡散状況。福島第一原発を中心に、等価線量(μSv/h)のピーク値が時間を追って拡散していく様子がわかります。福島原発のピークは午前4時。原発近辺の相馬市磯部が毎時5000マイクロシーベルト(5ミリマイクロシーベルト)オーバー※。ここから直線でおよそ200Km離れた首都圏には、この日の北からの風に乗って、阿武隈山脈と八溝山脈に沿って南下、あるいはこれを乗り越えて関東平野を東北本線沿いに南下、首都圏に到達するのに8時間を要しているようです。平均時速25kmです。被爆線量は拡散により薄まりほぼ通常値になっています。なお、放射線物質についてはこの番組では不明でした。

※ユーストリーム配信画面のキャプチャー画像から視認した値

印刷業務の状況

2011-03-14

地震と津波で被災された方、ご家族、関係者に心よりお見舞いもうしあげます。
ご無事をお祈り申し上げます。

幸い当社業務は通常通り稼働しておりますが、
お取引先様の一部、とりわけ印刷会社様におかれては、
印刷機器の破損や用紙の水没等により、納期が大幅に遅れる旨連絡が入っております。
代替業者等への引継ぎ等の臨時措置が示される方向ですが、
納品までの日程に時間を要することが予想されます。

3月度新規入稿をご予定のお客様は、お早めにご連絡下さいます様、お願い申し上げます。

【印刷業者さんの状況(参考)】
印刷出版研究所様フラッシュニュース

【製紙会社の倉庫が多い湾岸地区の液状化の様子(浦安市の例)】
東京からもっとも近い被災地・浦安 現地ルポ【1】 産業編 – 11/03/15 | 11:25
東京からもっとも近い被災地・浦安 現地ルポ【2】 生活編 – 11/03/15 | 12:39
東京にもっとも近い被災地・浦安 現地ルポ【3】 – 11/03/16
東京からもっとも近い被災地・浦安【4】新しいマンション地区が断水に苦しむ – 11/03/17
東京からもっとも近い被災地・浦安【5】復旧工事着々 – 11/03/17

支援情報 & 計画停電 & 運行情報

2011-03-12

集団避難自治体のホームページ

双葉町の公式サイト【災害版】
 →双葉町町民の皆さんが避難している加須市の公式サイト>双葉町への支援
 →加須市行政の支援体制の詳細

南相馬市の公式サイト
 →南相馬市の一部の方が避難している長岡市の公式サイト>東北地方太平洋沖地震避難者状況
 →南相馬市の一部の方が避難している三条市の公式サイト>東北地方太平洋沖地震関連情報

南三陸町の公式サイト
 →大崎市に570人、栗原市に282人、登米市に235人、加美町に33人

被災地情報ポータル

みんなでつくる震災被災者支援情報サイト
同上サイト>全国被災者受入情報
ヤフー被災者支援総合サイト
被災地情報Twitterアカウントリスト
グーグルパーソンファインダー(消息情報)

福島第一原発の最新情報

NHKオンラインニュース

地震速報

NHK地震津波速報

交通機関運行状況

東京メトロ運行状況
JR東日本首都圏の運行状況
Yahoo!運行情報 関東

計画停電の情報

Yahoo!計画停電情報

Ustream.tv

NHKニュース
3/25時点でNHKのユーストリーム配信は終了したようです。
3/19時点で民放各社のユーストリーム配信は終了しているようです。
テレビを消して節電をすることができなくなりました…。
Ust配信>PCのみでニュースチェック>=TV消灯=節電だと思うのですが。。
テレビ局に自己否定を要望したところで、所詮無理な話ですね。

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